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現在、日本の多くの医療機関では側弯症の治療として有効とされているのは装具療法と手術のみで、軽度の側弯症は経過観察となることが多いです。つまり、せっかく側弯が発見できても成り行きを見守るだけで改善を目指すことはなく、放置しているのと同じ状況です。
しかし海外では、側弯症に特化した正しい運動療法(トレーニング)の効果に関する医学論文が多く発表されており、運動療法やリハビリにはエビデンス(科学的根拠)があると認められています。
ドイツでは側弯症のための運動療法『シュロス(Schroth)法』があり、これは側弯のカーブの改善を目指したり進行を遅らせ、また手術をしなくても良いように運動や日常生活の指導をすることが大きな目的です。(ストレッチ、筋トレ、骨盤矯正など)
当院は、世界最先端の側弯症エクササイズのInternational Schroth Best Practice TherapistとしてドイツのDr.Weissにより認定され、正しい運動療法と側弯症との向き合い方をサポートしています。
また側弯症では必要に応じて病院や他の施設との連携が必要になります。
当院はその窓口として、病院やシュロスベストプラクティスジャパンと提携し、側弯症に対する適切な管理と運動療法に取り組んでいます。
側弯症を治らないものと諦めずに、明るく前向きに姿勢改善を目指していくためのサポートをさせていただきます。
側弯症をなんとかしたい!
舘さんは私と同じ志を持った同志です。
現在の日本の脊椎医学界では大規模な統計データ(エビデンス)がないとのことで、側弯症に対するリハビリは推奨されていません。しかし、理学療法的に考えれば正しい姿勢で筋肉を引っ張り、脊椎の配列を整えることは納得が行きます。本人の努力も必要ですが、リハビリだけで軽度の側弯が改善する子供たちがいるのも事実です。もちろん曲がりの強い子供達は姿勢指導だけでは治りませんので、装具療法も必要です。
さいとう整形外科リウマチ科では、舘さんや東京の白石接骨院と協力して側弯症の子供達のレントゲンも撮影し、ドイツの側弯症研究所が生み出すゲンシンゲンブレースという装具を支持しています。それにより手術をしなくても、カーブが改善する子供達もたくさん経験しています。
側弯が無い人でも、長い間悪い姿勢で生きていれば、大人になってから脊椎が変形することは普通にあります。側弯をもつ成人の方でも、側弯を矯正する方向への姿勢を覚えることはとても大切なことと考えています。
舘さんはドイツのハンス先生のシュロス法を忠実に再現し得る、数少ない柔道整復師です。側弯症の子供たちをよくしてあげたい。その情熱は私も太鼓判を押します。
インターネットには、科学的根拠のない間違った整体などの情報がたくさんあります。当院で提供する側弯のためのシュロス法は100年以上続く歴史ある治療法のシュロスベストプラクティス(SBP)をアレンジすることなく、そのまま提供しています。
詳細を知りたい方は、シュロスセラピー(Dr.Hans Rudorf Weiss著)やシュロスベストプラクティスジャパンのホームページ、または当院のLINEにお気軽にご質問ください。
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『側弯症(そくわんしょう)』とは背骨が弯曲した状態で、背骨自体のねじれを伴うことがある病態です。
側弯というと横方向にカーブがある状態に目が行きがちですが、実際には背骨のゆがみは前後、左右、捻じれと3次元にゆがんでいるのが特徴で、早期発見のためには、お辞儀をした時の背中の高さチェックします。
骨の変形のある「構築性側弯」と、骨には変形はないが、逃避姿勢として見かけ上起こる「機能性側弯」に大きく分類されます。
脊椎のねじれを伴った側弯で、簡単にまっすぐに戻らない状態です。その中には、遺伝の関与などが考えられてる、特発性側弯が構築性側弯の約8割を占めます。
学校健診で脊椎の再検査と言われたり、本人やご両親が背骨が曲がっているのに気づいて発見される場合があります。
痛み・姿勢・身体の使い方のクセなどの原因による一次的な側弯状態で、その原因を取り除くことで側弯は改善されます。
※側弯症は、成長期に急速に悪化する場合がありますので、少しでも気になったら
早めに『家庭でできるチェックシート』をご活用ください。評価方法、チェックのコツ等の解説を行っています。
シュロス(Schroth)法は 1921年にドイツのカタリナ シュロスによって始められた側弯症に対する専門的な運動療法です。
自身も側弯症患者であったカタリナは独自に3次元の運動療法を考案し、現在では3代目のDr.Weissに引き継がれ、その効果は世界中で高く評価されています。
シュロス法はドイツでは健康保険も適用され、側弯症の施術法として確立されていますが、日本においてはまだその施術法自体がほとんど普及してないのが現状です。
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シュロス法は側弯症や背骨のゆがみに対して背骨の横方向の曲がりだけでなく、ねじれも考慮されており、平面ではなく立体的な運動で姿勢と呼吸方法を意識させ、正しい姿勢の修正を行っていきます。
当院は、この側弯症に特化したシュロス法の資格(Schroth Best Practice Therapist)を取得し、現在の整形外科では手術以外には改善することができないと言われている側弯症に対して、運動療法と装具療法(ゲンシンゲンブレース)を行い、積極的に改善してく施術に取り組んでいます。
側弯症でお悩みの方、重い装具や手術をすすめられてお悩みの方はご相談ください。
この側弯に特化した画期的な運動療法や装具療法が日本で行えるようになったのは、代表の石原先生が側弯症の子供の母親として娘に側弯症の手術を受けさせたくない一心で、日本ではまだ遅れている側弯症の治療を探そうと決意したところから始まります。日本の標準治療では、側弯のカーブを減らすためには手術しか治療法がないということに疑問を持ち単身でヨーロッパの側弯症の学会で勉強をすすめ、運動療法の必要性を痛感。そして、さらなるリサーチを重ねエビデンスがあり最も信頼でき効果があるのはシュロス法であると確信。
しかし、オリジナルのシュロス法はとても複雑で現代の日本の子供たちには到底継続できるものではない…、と感じていたところシュロスファミリーの3代目であるワイス博士(Dr.Hans Rudolf Weiss)が、効果をそのままに大胆に現代的に改良し、新しい運動療法シュロスベストプラクティスを作り上げたことを知り、直接教えを乞うため、ドイツのワイス博士のクリニックを訪ね、ここからSchroth Best Practice®とGensingen装具を日本に輸入され、日本でも側弯の保存療法が受けられるようになりました。
現在、日本でこのシュロスセラピー(側弯症の改善を目指した保存療法)が行えるのは、実際に当事者(側弯症の娘の母親)として何としても良くしたいという思いから本当に効果のある方法を長年かけて探してたどり着いたからです。
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当院では、側弯症に対して力を入れて専門的なトレーニングを行っています。
当院でシュロス法を実際に行っている患者さんやご家族から体験談(口コミ)です。
最新の側弯症の施術(装具・運動)については、株式会社シュロスベストプラクティスジャパンのホームページもご覧ください。
しっかりとした矯正をご希望の方にはドイツのGensingen Braceを奨励しています。こちらは麹町白石接骨院にて作製できます。
当院はシュロスベストプラクティスに基づいてトレーニングを行っております。
実際のトレーニング風景を是非ご覧ください
レントゲン画像等のデータやコピーをお持ちの方はご持参ください。解像度の高いものほど得る情報が多くなります。
またトレーニングも行いますので、動きやすい服装や身体のラインが分かりやすいものでお越しください。(着換えるスペースもございます)
※ 初回評価は、ゆっくり時間をかけて行っていますので完全予約制です。