『軽い側弯は放置で良いの?』側弯の話③|尾張旭市の接骨院「たち接骨院」


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『軽い側弯は放置で良いの?』側弯の話③

ブログ / 側弯症

こんにちは、たち接骨院の舘です!

 

側弯の話しの第3弾をまとめました。

 

側弯症と言っても、カーブの大きいものから小さいものまで様々です。

 

学校検診などで側弯が疑われ、病院に行って【側弯症】と診断された方でも、軽度の側弯症であれば経過観察(様子見ましょう・・・)で終わることは少なくありません。

 

 

今回は、『軽い側弯は放置で良いの?』というお話です。

このブログを読むと、以下が理解が深まると思います!

 

1,軽い側弯は放置しない方が良い理由

2,軽度の側弯でもやれること

3,早期発見のポイント

 

 

 

 

 

1,軽い側弯は放置しない方が良い理由

病院では、軽度の側弯は経過観察で様子をみましょうと言われることが多いです。

具体的には、側弯症をチェックするレントゲンの計測方法でCobb角というのが25°未満なら定期的なレントゲンのチェックで経過観察。そして、経過で角度が悪化した場合には装具療法。もっと悪化すると手術・・・。

 

つまり25度未満の側弯症は放置するのが、日本では一般的です。

 

 

でも考えてみてください。

 

側弯症は、成長期に悪化してしまう可能性がある症状です。

 

もし仮に、経過の中で悪化して角度が25度以上になり、装具をすることになり、それでも収まらず手術になった・・・、とすれば。

 

自分だったら、角度が軽かった時に何か予防出来たんじゃないかと後悔してしまうと思います。

 

 

『何か今のうちにやれることがあったら、やっておきたい!』

 

そう思われた方は、ぜひ続きもご覧ください。

 

 

※この内容は、シュロスベストプラクティスのセラピストとして、シュロス法に基づいた内容です。

今回の内容は、シュロスセラピーという本の内容がメインです。

個人的に考えた内容ではなく、しっかりとプログラムされた治療プログラムです。

参考元もしっかりしているので、もし不安な方は少々難しいかもしれませんが一読をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

2,軽度の側弯でやれること

基本的に側弯症では、背骨が曲がった状態の方が楽なので、多くの時間をカーブを強める姿勢でいることが多いです。

 

まずはその事実を知っていることがとても大事です。

 

 

そして、このことを理解して日常生活を工夫します。

 ・学校の授業中どんな座り方が適切?

 ・バッグはどちらで持つべき?

 ・スポーツして良いの?  

などなど

 

具体的な日常生活のコツに関しては、側弯のタイプによって異なるので割愛します。

(背中の状態をみないとタイプの判定が出来ないですし、文章では間違って理解してしまうといけないので)

 

 

学生であれば、一日の中でほとんどの時間を学校で過ごします。

その時間の使い方を『正しい使い方の1年』『知らずに負担をかけてしまっている1年』では負担が大きく違います。

 

また医学論文の報告から考えても、『装具を長く着けている方が手術に至るケースが少なかった』と報告されています。(ブレースの装着時間の報告)

 

つまり、背骨にかかる日々の負担はカーブに大きく影響し『日常生活の使い方次第で経過が変わる可能性は高い!』という事です!!!

 

Effects of Bracing in Adolescents with Idiopathic Scoliosis

(小児の側弯症に対するブレースの効果についての論文、2013年)

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/nejmoa1307337

(前回のブログ)

 

 

 

ですので長々と書きましたが結論は、

【側弯症の日常生活の注意点は知っていて絶対に損はない】

という事です!

 

 

 

3,早期発見のポイント

軽度の側弯症でも、やれることがあることが分かったかと思いますが、側弯症の早期発見のポイントをお伝えします。

 

実は思春期では2~3%が側弯症と言われていて、軽度な側弯症の方は気づいていないだけで意外に多いです。

(学校であれば学年に2,3人はいるイメージです。軽度なものも併せればもっといるんじゃないかなとも思います)

 

 

側弯症の見つけ方ですが、『背骨が曲がっていればすぐ分かる』ような気がしますが意外に素人目には背骨の曲がり具合は判断できません。

 

この写真は、文献からの引用ですが、この方は決して軽度な側弯ではありません。

 

でも一番左の写真を見ただけでは一般の方には大きな側弯があるとは気づきにくいものです。

側弯があるものだと思ってこの写真を見れば判断できますが、パッと見では恐らく判断に迷うと思います。

 

 

 

ですので、もし迷ったら下記の

『日常生活で気付くポイント』

『疑った時のチェックポイント』

を参考にしてみてください。

 

[日常生活で気付くときの例]

・見た目で何となく気になる。

・ウェストのクビレが左右対称じゃない。

・シャツの片側がいつもずり落ちる。

・ズボンの長さがいつも違う。

などなど・・・

 

[チェック方法]

  • 肩の高さの左右差
  • 肩甲骨の位置の左右差
  • ウエストラインの左右差
  • お辞儀した時の背中の左右の段差

 

 

 

そして、もう一つのポイントは側弯があっても決して肩こりや腰痛が起こるわけではないのもポイントです。

痛みがないから安心というのも落とし穴です。

 

 

 

とりあえず気になったら相談するに限ると思います。

微妙な左右差の場合は、LINEで相談してください。

きっと適切なアドバイスできると思います!

 

 

 

今回は、『軽度の側弯は放置して良いの?』についてまとめました。

 

結論、シュロスセラピストとしての立場としては、軽度の側弯でも放置しない方が良いという事です。

 

 

 

今は便利な時代です!

気になったら気軽にLINEください。丁寧に説明させていただきますm(__)m

 

 

 

 

【側弯症関連ブログ】

その1 『どんな状態が側弯症?』

その2 『側弯があった場合にすること』

その3 『軽い側弯は放置で良いの?』

その4 『側弯の正しいチェック方法』

その5 『シュロス法と整体の違い①』

その6 『シュロス法と整体の違い②』

その7 『側弯と猫背の関係』

その8 『側弯と腰痛』

その9 『側弯運動の勘違い』

その10 『大人の側弯』

その11 『側弯と筋トレ』

その12 『座り方を極める』

 

患者さんやご家族の体験談(シュロス法や装具療法のクチコミ)はこちら!

 

 

 

 


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