『側弯の人が注意すべきこと』側弯の話②
ブログ / 側弯症
こんにちは、たち接骨院の舘です!側弯の話、第2弾をまとめます。
今回の内容は側弯症が発覚した後の運動や日常生活の考え方です!
具体的な方法ではありませんが正しい姿勢を日頃から意識しておくことがいかに大事か!といった内容です。
側弯で悩んでいる方にはぜひ知っておいてほしい内容です!
(もくじ)
1、運動よりも大事なこととは?
2、椎間板の負担を減らす
1、運動よりも大事なことは?
運動もモチロン大事ですが、それ以上に大事なのは日常生活の姿勢です。
なぜいかというとトレーニング時間よりも、その他の時間が長いからです。子供たちの生活の大半は学校生活で椅子に座っています。
シュロス法(側弯のトレーニング)ではトレーニングだけでなく、座り方のコツなどの日常生活指導もかなりの時間をかけて指導します。
下のイラストで簡単にまとめましたが、『正しい座り方』と『悪い座り方』では、背骨の安定性が違います。
毎日のことなので普段の姿勢をちゃんと意識しないとトレーニングを頑張っても元も子もない…、というのが今回お伝えしたい内容です!
2、椎間板の負担を減らす
なぜ日常生活の負担を減らす必要があるのかは、過去の研究でも証明されています。
ある報告では『側弯のお子さんの椎間板は楔状変性が起こっていた』ことが報告されています。
そしてそれがなぜ起こるのかは椎間板にかかる圧力の差が原因ではないかと考察しています。
つまり分かりにくい話ですが、『椎間板の圧力を減らすことが側弯改善のカギになる!』ということです。
その他の報告でも、『動物実験で椎間板に圧力をかけ続けると変形し、引っ張り続けると再生する』ことが証明されています。
少し難しい話が続きましたがまとめると、
側弯改善のためには椎間板の負担を減らし続けることが大事で、そのためにはトレーニング中だけでなく普段の生活から気を付けること重要
ということです。
トレーニングよりも重要というのは少々言い過ぎかもしれませんが、日ごろから姿勢を気にすることがなぜ重要かということがイメージできたんじゃないでしょうか?
今回の内容は以上です。
側弯の方にとってトレーニングは大事です。ただトレーニングだけすればどうにかなるという話ではないです。
筋トレも大事ですが筋力が付くと側弯が治ると考えるのは間違えです。
(筋トレは筋力強化とは少し違った意味で大事ですので、その件もまたブログにしたいと思います!)
この辺りをちゃんと整理しないと間違った努力をしてしまいます。
インターネットには根拠のない情報があります・・・
間違った情報で、子供の大事に時期を無駄にしないように・・・・
このブログがその参考になったら幸いです!
ブログの内容で質問があれば、当院のLINEやお電話でお気軽に直接ご相談ください。
【側弯症関連ブログ】
患者さんやご家族の体験談(シュロス法や装具療法のクチコミ)はこちら!
尾張旭・名古屋市・(守山区、名東区)・瀬戸・長久手・日進
たち接骨院
広いトレーニングスペースで姿勢や歩行分析
トレーニング・エコー観察
特発性側弯症に対するシュロス法
たち接骨院のLINE公式アカウント
お気軽にご相談ください。
LINEからご予約も可能です。