『大人の側弯』側弯の話⑩|尾張旭市の接骨院「たち接骨院」


  • LINE 相談・予約可能
  • 毎週1回 21:30まで
  • 0527752700

    月・火・木・金 10:00~20:00
    水・土 10:00~15:00
    休診日 日曜・祝日

ご予約・相談

新着情報

『大人の側弯』側弯の話⑩

ブログ / 側弯症

こんにちは、たち接骨院の舘です。

側弯についてのブログの第10弾をまとめました。

 

今回のテーマは、『大人の側弯』です

 

良く問題視される側弯症は子供が多いです。その理由は成長期にカーブが悪化しやすいからです。

ただし大人でもカーブが大きい場合は少しずつカーブが強くなってしまうケースがあると言われています。

 

また大人の側弯の場合は子供の側弯と違って痛みで生活が辛い方もみえます。

 

当院には大人の方で側弯に困って来院される方も多くみえますので、今回は大人の側弯のポイントをまとめました。

 

目次

1、大人側弯の症状

2、側弯との上手な付き合い方

3、大人側弯で困らないために

 

 

 

 

 

1、大人側弯の症状

大人で側弯があって困って当院におみえになる方も大勢います。

その方たちはどんな症状で困っているかというと、

 

 ・背中や腰の痛みや疲れやすさ

 ・見た目の問題

 ・今後の不安

 

などです。

 

基本的に子供の側弯の場合は痛みがあるケースは少ないので、痛みで困ることもあるのが大人側弯の特徴だと思います。

 

痛みの種類としては、筋肉に強い疲労感がある方や、場合によっては動き出しなどでかなり強い痛みがある方もみえます。

 

なぜ痛みが出るかというと、側弯の場合はカーブがある状態で常に生活をするため一部に偏った負担が集中するからです。

 

 

 

例えば腰痛の場合でいうとこんな感じで、ザックリ分けると2つのパターンに分類できます。

 

 

 

 

 

このカーブパターンの場合、

パターン①では、左腰に疲労感のような痛みがあるケースです。

右側にカーブした状態を筋肉が支えて筋疲労が出るため、このような症状の場合は凝り固まった筋肉をマッサージすればその場はスッキリすると思います。

ただし、そもそもその筋肉がなぜ疲れてしまいやすいのかを考えると、マッサージだけをしていても根本解決にはなりません。

 

 

またパターン②の場合の痛みは、筋疲労ではなく組織損傷、いわゆるケガで痛みが出ている状況です。

この場合は当然、痛い部分をマッサージしても痛みは改善されず逆に痛みが強くなる場合もあります。

 

この場合の痛みの原因はイラストのイメージで示したように、カーブによって片側に負担が集中して、小さな負荷の積み重ねで徐々にケガになってしまう状態です。

 

この場合の対策は、背骨のカーブの反対方向に動かして負担を減らすことになります。

また、症状が酷い場合には装具やギプスで一定期間の固定をしてケガの状態を落ち着かせることが必要になる場合もあります。

 

 

 

以上のように痛みの原因を理解すると、マッサージや鎮痛剤で『その場のしのぎ』になってしまうことが良く分かります。

 

では、対策はどうすればよいのか?

 

 

2、側弯との上手な付き合い方

大人側弯で痛みが辛い場合には、背中にかかる負担を減らすことがカギになることがイメージ出来たんじゃないでしょうか?

 

側弯がある方は、カーブがある状態の方が楽なので常に曲がった状態で生活をし続けてしまいます。

 

なので、痛みと上手く付き合っていくためには、日々のセルフケア(シュロス法によるトレーニング)で歯磨きのように日頃から負担を減らすための運動を取り組んでいくことが大事になります。

 

 

 

 

また、そうすることが大人の側弯においてもカーブの進行予防にも繋がることもイメージしやすいと思います。

 

これは『虫歯予防のための歯磨き』と同じ考え方だと思えば、理解しやすいです!

 

 

 

3、大人側弯で困らないために

大人で大きなカーブの側弯がある場合は、いろいろとセルフケアをすることが大事であることを説明しました。

 

ただ、そもそも大人になってから側弯で症状が出る方は、もともと子供の時に側弯がありそれを気付かず大人になってから発覚したケースがほとんどです。

 

つまり子供の時に側弯を早期発見をして、成長期の時期にカーブを悪化させないようにすることが、大人になって側弯の悩みを減らすポイントです。

 

すでに大人の方には酷な話かもしれませんが、成長期の子供の方が大人よりもカーブの改善が見込めます。

 

冒頭にも言ったように基本的に子供の側弯で痛みがあるケースは少ないので、側弯を早期発見しても意外と日常生活で困ることは少なく放置してしまったり、見逃してしまったりするケースも少なくありません。

 

歯の矯正は、子供の時にすることであることは認知されていると思ますが、側弯の運動も成長期の方が効果が期待できます!

 

成長期の側弯のお子さんや親御さんは是非そのことを知っておいてほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は以上になります。

 

不安な方は、まずはお気軽に電話やLINEでお問い合わせください!

 

 

 

【側弯症関連ブログ】

その1 『側弯は早期発見が大事』

その2 『側弯があった場合にすること』

その3 『軽い側弯は放置で良いの?』

その4 『側弯の正しいチェック方法』

その5 『シュロス法と整体の違い①』

その6 『シュロス法と整体の違い②』

その7 『側弯と猫背の関係』

その8 『側弯と腰痛』

その9 『側弯運動の勘違い』

その10 『大人の側弯』

その11 『側弯と筋トレ』

その12 『座り方を極める』

その13 『カーブ悪化の予測』

番外編 『トレーニング風景(動画)』

 

患者さんやご家族の体験談(シュロス法や装具療法のクチコミ)はこちら!

 


尾張旭・名古屋市・(守山区、名東区)・瀬戸・長久手・日進

たち接骨院

広いトレーニングスペースで姿勢や歩行分析

トレーニング・エコー観察

特発性側弯症に対するシュロス法

たち接骨院のLINE公式アカウント

お気軽にご相談ください。

LINEからご予約も可能です。

ページトップへ戻る