『側弯と腰痛』側弯の話⑧
ブログ / 側弯症
こんにちは、たち接骨院の舘です。
側弯の話しの第8弾をまとめました。
今回は、『側弯と腰痛』についてです。
側弯症があると必ず腰痛や肩こりなどが起こるわけではありません。
ですが辛い腰痛に悩まされている方もみえます。
今回は、側弯症の方の腰痛のケアの考え方をまとめました!
※ 今回のブログは、大人の方で側弯による腰痛で悩んでいる方の内容です!
(注意!)
成長期の側弯症は、カーブの大きさや見た目が問題になることが多く、痛みがメインになる方は少ないです。痛みに気を取られて、むやみに治療のタイミングを逃してしまわないよう注意してください。
目次です
1、根本解決は?
2、過矯正(セルフケアが大事)
3、胸腰部の可動性
1、根本解決は?
当院では側弯に特化したシュロス法の提供をしておりますが、実はシュロス法では痛みについてはあまり多くは語られていません。
理由は、(側弯症 = 腰痛)というわけではないからです。
どういうことかというと、側弯の方が腰の痛みを感じる場合は、下のような順序です。
少しわかりにくい話ですが、カーブがあるから痛いのではなく、カーブの状態で偏った体の使い方をすることで痛みが出ます。
だから、側弯の方で腰の痛いところをマッサージは【その場しのぎ】かもしれないということが今回お伝えしたいことです!
では、側弯の方はどんな対応をすべきか?
モチロン痛い部分に対してマッサージなどをする場合もありますが、それだけでは不十分ということになります。
① 痛む部分への施術
② 動きのクセにアプローチ(カーブを戻すアプローチ)
の両輪での対応が必要です!
つまり、
側弯特有の偏った体の使い方をケアしましょうということです!
2、過矯正(セルフケアが大事)
上記のように、側弯の腰痛はセルフケアで腰痛とうまく付き合っていけることが多いです!
単純に『凝っているからマッサージ』ではなく、下のイラストでいえば左の筋肉ばかりにかかる負担を、逆方向に動かすことで定期的に負担を分散させる必要があります!
側弯に特化して運動のシュロス法では、以前のブログでもまとめた通り、この背骨のカーブを逆転方向に動かすことを学びます。
なんとなく、腰痛に対する考え方、やるべきセルフケアについてイメージが沸いてきたんじゃないでしょうか?
3、胸腰部の可動性
前回のブログでもまとめましたが、シュロス法ではまず前後方向の動きから矯正します。
前後方向の矯正をすることで、背骨のカーブは少なくなるため、腰にかかる筋肉の負担は少なくなります。
具体的にはミゾオチの辺り(第1腰椎の高さ)をしっかりと動かすことが大事がカーブの予防になり、これが腰痛予防にも繋がります!
どんな風に動かすのか?
間違った動きは?
イメージしやすいように動画を作ってみました!
今回のブログは以上になります。
今回お伝えしたかったことは、側弯の方で痛みでお困りの方がいれば、セルフケアをするという視点の持っていただきたいということです。
側弯の場合のセルフケアは、シュロス法が参考になるので痛みでお悩みの方の参考になれば幸いです!
当院では、側弯症に対してシュロス法にてサポートを行っています。
気になる方は、ご相談ください。
予約制ですので、まずがお電話かLINEいただければと思います!!
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