『側弯に対するシュロス法と整体の違い②』側弯の話⑥
ブログ / 側弯症
今回は、前回のブログでまとめた内容の続きです。
側弯症に対するシュロス法は、一般的な整体とはかなり違う点があると思っています。
前回、書ききれなかったので続きをまとめました。
目次です
4、立体的なトレーニング
5、いろいろなタイプがある
6、来院時のみ戻してもらう(整体)わけではない
4、立体的なトレーニング
側弯症の方がレントゲンを撮ると正面から見たカーブの大きさが目立ちますが、実はカーブするときには前後屈や回旋の動きも同時に起こってきます。
つまり、背骨を単純にカーブを逆に動かすだけではなく、前後左右、回旋の動きを立体的に動かさないいけないのが側弯のトレーニング難しさだと思います。
そして、
シュロスベストプラクティスでは、この立体的な動きを分解してどの順番で動かし方の技術をマスターするか考えられた方法です。
これは、シュロスさん自身が側弯と向き合ってきた経験からの側弯トレーニングのコツなので、間違いがないと思います。
側弯の方にとって、実は前後方向の動きがかなり重要です。
次回は、それについてまとめます!
5、いろいろなタイプがある
側弯症といっても、カーブパターンによっていろいろなタイプがあります。
この分類は、運動療法を行うためにはとても重要な分類です。
この分類の表では、上に適応装具のイラストがあります。
注目したいのは、装具の形がタイプによって違う点です。
装具は運動をサポートするものになっているため、タイプによって形が違うことが分かると思います。
これは何が言いたいかというと、タイプによってトレーニング方法が違うという点です。
このことについて、しっかりと加味されている点がシュロス法の特徴です!
※タイプによる装具の形には、実際に症例によってことなります。すべてこのパターンになるわけではないことを注意して下さい。
6、来院時のみ戻してもらう(整体)わけではない
一般的な治療のイメージだと、来院時に治してもらう感覚があるかもしれませんが、シュロス法はセルフトレーニングがメインです。
(大人の場合はマッサージ等の施術が必要なこともありますが、子供の場合はほとんどの場合、セルフトレーニングをマスターすることがトレーニングのカギです!)
自分の背骨にあった毎日のトレーニングや生活のコツを知ることで、背骨のカーブを曲がっていない方向に動かします。
トレーニングは自分で行ってもらうことがシュロス法の大きな特徴なので、トレーニングは特殊な機械を使ったものではなく家にあるもので行えるメニューになっています!
前回と今回のブログで、シュロス法の特徴を簡単にまとめました。
少し、一般的な整体とはイメージが違ったんじゃないでしょうか?
シュロス法は私が独自に編み出した方法ではなく、シュロスさんが100年かけて治療法を模索してきた方法でとても歴史があるものです。
来院された方には、いつもシュロス法についてゆっくり説明をしていますが、まだどんなものか知らない方にこのブログが参考になれば幸いです!
また側弯症は悩んでいる多いです。
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