『どんな状態が側弯症?』側弯の話①|尾張旭市の接骨院「たち接骨院」


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『どんな状態が側弯症?』側弯の話①

ブログ / 側弯症

こんにちは、たち接骨院の舘です!

 

 

側弯症とは、名前は聞いたことある方も多いと思いますが、

背骨が曲がってしまう症状です。

 

当院では側弯症に対して、かなり力を入れて専門的なトレーニングを行っています。

 

今回は側弯症の解説をしたいと思います。

 

 

今回の内容は、

1、側弯って何?

2、どんな側弯が注意が必要?

3、側弯に対する骨盤矯正の効果は微妙⁉

 

 

 

 

当院ではシュロスベストプラクティスセラピストとして側弯に特化した運動療法や装具療法のサポートをしています。

 

今回の内容は、下の資料を参考にまとめたお話です!

 

①シュロスセラピー(ハンス・ルドルフ・ワイス著)

(側弯のためのシュロス法を現代版にシンプルにアレンジした本)

②The prediction of curve progression in untreated idiopathic scoliosis during growth.

(側弯カーブの進行予測した古い論文[1984年])

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/6480635/

 

③2016年SOSORTガイドライン

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5795289/

 

 

今回の話は側弯の話なので関係ないよと思うかもしれませんが、猫背の治し方も考え方としては同じなので、姿勢でお困りの方はぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

1、側弯って何?

 

側弯は、背骨が曲がった状態です。

よく巷で骨盤がズレているなんて話を聞くこともあるかと思いますが、側弯症というのは明らかにレントゲンで骨が曲がっている状態です。

 

なので多少の骨盤のズレは側弯症には該当しません

外見から判断できないような小さいズレは側弯症ではないので混同しないように注意してください。

 

 

(側弯症の基準)

  • 肩の高さの左右差
  • 肩甲骨が浮き出ていないか(多くは右の肩甲骨)
  • ウエストラインの左右差
  • お辞儀した時の背中の左右の段差

 

 

2、どんな側弯が注意が必要?

側弯症は、成長期に進行する場合が多く、その中でも若い時期(10歳以下)に発見された場合、一気に進行してしまう場合があります

 

つまり子供で見た目にも分かる側弯があったら経過を注意してみていく必要がある!という事です。

 

大人でも側弯の方はみえますが、子供の側弯と大人の側弯は治療方針は違うので分けて考えた方が良いと考えています。

 

 

(注意が必要な側弯は・・・)

 

側弯症で運動療法や装具療法(当院で行っているシュロス法)が必要になるのは

 

①若い

②カーブの角度が大きい

 

そして成長期を超えた大人でも施術が必要なケースは、

 

③痛みがある

④見た目がかなり目立つ

 

 

逆に言えば側弯があっても生活に支障がない場合は、必ずしも施術(トレーニングなど)が必要でないこともあります。

いずれにしても、症状の程度によって対応は様々なので不安な場合は、まず相談していただくのが大事かと思います。

 

 

当院でも無料相談や電話、LINEで細かく説明しますので、心配されている方はお気軽にご連絡くださいm(__)m

 

 

意外に思ったかもしれませんが、側弯があるからと言って必ずしも全ての方に治療が必要という訳ではないというのが今回のポイントです。

 

 

 

 

3、側弯に対する骨盤矯正の効果は微妙⁉

結論から言うと『側弯というのは、骨盤矯正で治るものではない!』と思います。

 

今までの解説で説明したように、小さな誤差のような骨の捻じれは側弯とは言いません。

 

整体や接骨院、整骨院では、けっこう骨盤がズレているというような表現をしがちです。

ですが、ココでいう骨盤がズレているというのは側弯とは別物です。

 

骨が見た目にも分かるほど捻じれている側弯症は、そんな簡単な矯正では治らないのが特徴です。

 

 

(整体で側弯が治らない理由・・・)

そもそも側弯症の方は、曲がった状態が楽な状態なので、仮に骨盤矯正や整体で整えたとしても日常生活の中ですぐに楽な姿勢に戻ってしまいます

 

ですので、運動で正しい身体を使い方を覚えるのが必須です。

これが骨盤矯正だけでは治らない理由です。

当院で行っているシュロス法(※)では、日常生活の使い方のコツを細かくお伝えすることにも力を入れています。

 

※シュロス法とは・・・

側弯と向き合うために考え抜かれた、側弯に特化した運動療法と装具療法。シュロスさんという作ったものです。

 

シュロス法では治療での施術だけではなく帰った後も大事にしているので、

一緒に側弯症の事を勉強して、理解し、運動を少しずつ続けてもらう・・・というもので、いわゆる骨盤矯正とは大きく異なるものだと思います!

 

 

 

 

 

よく患者さんに説明しているのは、『歯磨きと同じで毎日やることが大事ですよ!』と伝えています。

歯医者の例えで言えば、骨盤矯正は歯医者さんに行った時の治療。

 

 

 

つまり、

今回の解説で骨盤矯正だけでは側弯症を治すのは厳しい理由が、何となくイメージが出来たんじゃないでしょうか!

 

※ただしシュロス法でも、側弯の骨がドンドン治るものではありません。側弯症とどのように向き合っていくかが大事で、その辺りは次回解説したいと思います!

 

 

 

 

 

側弯症は本気で悩んでる方が多く、当院でも県外からみえる方も多くいらっしゃいます。

 

 

このブログが、参考になれば幸いです。

 

 

【側弯症関連ブログ】

その1 『どんな状態が側弯症?』

その2 『側弯があった場合にすること』

その3 『軽い側弯は放置で良いの?』

その4 『側弯の正しいチェック方法』

その5 『シュロス法と整体の違い①』

その6 『シュロス法と整体の違い②』

その7 『側弯と猫背の関係』

その8 『側弯と腰痛』

その9 『側弯運動の勘違い』

その10 『大人の側弯』

その11 『側弯と筋トレ』

その12 『座り方を極める』

 

患者さんやご家族の体験談(シュロス法や装具療法のクチコミ)はこちら!

 

 

 

 

 


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