『本物のシュロス法』側弯の話⑭
ブログ / 側弯症
こんにちは、たち接骨院の舘です。
2024年9月に接骨院をお休みにして8日間の研修に行ってきました。
シュロスベストプラクティス(以下、SBP)の理事メンバーであり上級インストラクターのDr.マキシムから世界最高峰の指導を受けるためです。
(最後に今回の講習を通してお伝えしたいことをまとめたので、ぜひ最後までお読みください)
今回の講習会では、『SBP basic インストラクター』と『ブレース』の資格を取得させていただきました。このような機会をいただけたのは日本の数名の少ないメンバーで、日本に正しいシュロス法を残すためにとても重大な責任があると感じています。
今までと大幅に変わるわけではありませんが、世界最最高峰の運動指導はとても刺激的なもので難しいケースにも対応できるようになったと実感しています。
また側弯治療にとって運動以上に大事だともいえる装具(ゲンシンゲンブレース:世界最先端の装具)のフィッティングを学びました。
装具の調節は感覚的に行っているのではなく調節にはとても細かいルールがあり、だからこそ高い改善効果が維持できていることがよく分かりました。(世界最先端の装具の効果を維持するために厳しいルールや調節のためのライセンスがあります)
講習会中はたくさんの患者さんが来院され、Dr.マキシムと一緒に治療をしました。
患者さんの個人情報があるため一部ですが、講習会の様子です!
(SBP basic インストラクター)
(ブレースコース)
最後に、
シュロス法というと運動療法のみと思っている方も少なくないと思いますが、側弯の保存療法であるシュロス法は装具療法と運動療法の両輪です。
そして、知らない方も多いと思いますが進行リスクの高い側弯は、集中的な運動を行うよりも装具を長時間装着する方が効果が高いことも示されています。
つまり何が言いたいかというと、運動のみに過信しすぎることは危険だということです。
気持ちとしては運動だけでどうにかしたいという気持ちはよく分かりますし、カーブが少ない場合には運動療法だけで良くなることも多々あります。
しかし悪化傾向が強い子供には装具が必要です。運動だけでどうにかしようと過剰な期待をして大事な治療のタイミングを逃してカーブが悪化してしまうこともあります。
悪化してしまっては元も子もありません。
だから、
カーブが大きい方は、装具も含めて治療プランを提案できるところで相談をしてほしいです。
治療を無理強いするつもりはありませんが、シュロスセラピストとして正しい情報を知った上で側弯に向き合ってほしいと思っています。
少しでも心配がある方はLINEで気軽にご相談ください。治療を無理強いはせず、参考書などでは分かりにくい正しい情報を丁寧にお伝えしますのでご活用ください!
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