『シュロス法とは?』側弯の話⑤
ブログ / 側弯症
こんにちは、たち接骨院の舘です。
今回は、当院で行っている側弯の保存療法「シュロス法」について解説します。
結論
シュロス法は、世界的に最も信頼されている側弯の運動療法です。
100年以上の歴史と数多くの医学論文による効果の報告があり、日本でも限られた施設でしか受けられない保存療法です。
シュロス法ってなに?
シュロス法は、ドイツのシュロスさん(ご自身も側弯症)によって考案された、背骨を3次元的に矯正する運動療法です。
その後3世代にわたって改良され、現在ではDr.ハンス・ルドルフ・ワイスによる「シュロスベストプラクティス」として世界に広がっています。
昔のシュロス法は入院が必要なほど複雑でしたが、改良された方法では 誰でも自宅で実践できるシンプルな運動 になりました。
そのため、学校に通いながらでも継続できる保存療法として普及しています。

(特別な道具を必要としない運動)
👉 当院ではDr.ハンスが提唱する方法を忠実に行っており、勝手なアレンジはしません。「オリジナルを忠実に行うこと」こそ効果を出すためのポイントです。
日常生活指導も重視
シュロス法は運動療法に加えて、普段の生活習慣の改善を非常に大切にしています。
なぜなら、座っている・立っているといった時間の方が運動時間よりも圧倒的に長いからです。
そのためシュロス法では、
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正しい座り方・立ち方の指導
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学校や家庭でできる姿勢の工夫
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椎間板への負担を減らす生活習慣づくり
といった日常生活のアドバイスを徹底的に行います。
トレーニングの進め方
シュロス法のトレーニングは、下の図のように ステップアップしながら少しずつ習得していくプログラム です。

一見、右端の写真のように背骨を大きく動かす運動の方が効果的に見えるかもしれません。
しかし実際には、それだけでは不十分です。
👉 普段の座り方からコツコツと負担を減らすことが、運動と同じくらい大切 なのです。
日本でのシュロス法の歴史
この方法が日本でも行えるようになったのは、シュロスベストプラクティスジャパンの代表の石原知以子先生が娘の側弯に対して手術を受けさせたくない一心で何としても良くしたいといったことから始まります。

(左から石原先生、Dr.ハンス、白石先生、Dr.マキシム)
日本の側弯に対する標準治療では、側弯のカーブを減らすためには手術しかないとということに疑問を持ち単身でヨーロッパの側弯学会で勉強をすすめ運動療法の必要性を痛感したそうです。
そしてさらにリサーチを重ねた結果、エビデンスがありもっとも信頼でき効果があるのはシュロス法であると確信するも、オリジナルのシュロス法はとても複雑で簡単に運動を継続できるのもではないと…と感じていたところに、Dr.ハンスによって作られたシュロスベストプラクティスの存在を知りました。
それを知ってバイタリティのある石原先生は直接教えを乞うために、ドイツのDr.ハンスのクリニックを訪ね、たくさんの良い関係を結びSchroth Best Practice®とGensingen装具が日本に輸入されることとなりました。
現在、日本でこのシュロスセラピーが行えるのは、実際に当事者(側弯症の娘の母親)として何としても良くしたいという思いから本当に効果のある方法を長年かけて探してたどり着いたからです。
このエピソードからもこのシュロスベストプラクティスが、とても患者ファーストな方法であるということが伝われば幸いです!
まとめ
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シュロス法は100年以上の歴史を持つ世界的な側弯運動療法
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シンプルな運動+生活習慣の改善で、背骨への負担を減らす
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日本では限られた施設でしか受けられない
側弯治療の情報はインターネットにあふれていますが、正しい知識と信頼できる方法を選ぶことが何より大切です。
「本当に効果がある保存療法を知りたい」と思ったら、ぜひ一度ご相談ください。
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